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Blogメニュー開発で大切な原価・導線・売り方

メニュー開発公開日:2026年6月11日

メニューは、飲食店の利益を決める"設計図"です。美味しいメニューを作ることと、利益が残るメニューを作ることは、似ているようで別の技術です。この記事では、原価・導線・売り方という3つの視点から、「売れて・儲かって・回せる」メニュー開発の考え方を整理します。

原価:1品ではなく"全体"で設計する

原価率は、一般に30%前後が一つの基準とされます。ただし、ここで多い誤解が「全品を原価率30%に揃える」という考え方です。実際には、原価率の高い商品と低い商品を意図的に組み合わせ、お店全体で目標値に収めるのが正しい設計です。

原価設計の考え方

  • 集客商品:原価率は高めでも、お客様を引きつける目玉(看板)
  • 利益商品:ドリンク・サイドなど原価率が低く、利益を支える
  • 組み合わせ:集客商品で来てもらい、利益商品で利益を確保する

たとえば、原価率の高い名物料理で「あの店に行こう」と思ってもらい、原価率の低いドリンクやサイドメニューで全体の利益を整える。こうした役割分担でメニューを組むと、満足度と利益を両立できます。原価は「1品ずつ」ではなく「店全体」で見るのが鉄則です。

導線:メニュー表は"無言の接客"

メニュー表は、お客様が必ず見る"無言の営業ツール"です。レイアウト次第で、注文される商品も客単価も変わります。

意識したいメニュー表の工夫

「何を頼めばいいか分からない」と感じさせた時点で、客単価は下がります。メニュー表は、お客様の選択をやさしく導くために設計します。

売り方:看板商品とおすすめ設計

どれだけ良いメニューでも、伝わらなければ注文されません。売り方の核になるのが看板商品です。「この店といえばこれ」という一品があると、認知・集客・リピートのすべてが強くなります。

また、接客でのひとことの提案も売り方の一部です。「ご一緒に○○はいかがですか」という自然なおすすめは、押し売りにならない範囲で客単価を底上げします。メニュー表(無言の接客)と、スタッフ(言葉の接客)の両輪で売っていく意識が大切です。

オペレーション:回せるかを必ず確認する

見落とされがちですが、メニュー開発で最も重要なチェックの一つが「ピーク時に回せるか」です。どれだけ魅力的でも、提供に時間がかかりすぎる料理は、混雑時にお客様を待たせ、満足度とリピートを下げます。

「作りたい料理」と「現場で回る料理」のバランスを取ることが、続けられるメニューの条件です。味・原価・オペレーションの3点が揃って、初めて完成と考えましょう。

まとめ

メニュー開発は、①原価を店全体で設計する → ②メニュー表の導線で選びやすくする → ③看板商品とおすすめで売る → ④現場で回せるか検証する、という流れで進めます。「美味しい」は出発点にすぎず、儲かって・回せて、初めて続くメニューになります。

「看板商品が定まらない」「原価が読めない」「商品化・OEMまで考えたい」——メニューや商品開発のご相談は、現場でメニュー開発に携わってきた経験が役立つ領域です。MKFOODSplusでは、店舗のメニュー開発から、販路を見据えた食品・OEMの商品づくりまで支援しています。

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